しーぷのすこすこシャドバブログ

シャドバについてすこすこ書いていきます。

【ギネス記録樹立!】RAGE2020Springでモノの鉄拳かましてきた話

RAGE行ってきました!今回はレポ日記をお届けします。

 

使用デッキ

・リノセウスエルフ

・機械ヴァンパイア

 

リノセウスエルフに関してはTwitterで良さそうなレシピを拾った為自分で解説することはありません。元々の作成者の方に感謝。

問題はセカンドデッキの機械ヴァンパイア。

対戦した全ての方に何で機械なんですか?って話されました。ただ好きだからとかモノの攻撃SEが心地よいとかは無くてしっかり理由を持って使用しています。

 

・デッキ選択のコンセプト

今回のデッキコンセプトは

「長期戦に突入する前に押し切れるデッキを使用する」です。

 

現在のローテーション環境は今までにないほどゲームが長期化する傾向にあります。言ってしまえば一戦一戦が疲れます。RAGEのような大型大会では緊張で尚更です。

そのためゲーム中の目標がしっかり立って長時間プレイしていても疲れないデッキを使用することに決めました。

リノセウス・機械ヴァンパイア共に目指すのは疾走フォロワーを展開して相手のライフを削り取ることです。明確に分かりやすい目標が存在するこの2デッキは使っていて本当に疲れませんでした。

でも疲れないからって勝てるわけじゃない。実は調整段階で機械ヴァンパイアが意外と勝利出来たのです。

 

・ネクロウィッチに意外と勝てるぞ機械ヴァンプ君

まずレシピを見てみましょう。

 

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モノとスレイの疾走による大ダメージという目標に向かうため、機械フォロワーを27枚投入し、残りはドローソースとバフ要員、サブプランのカード1枚のみという凄まじいまでのシンプルな構築。破滅のサキュバス等の無駄を極力廃止しました。

従来の6tスレイはかなり引き強な状況でないと走らないという認識でしたが、フロートボードマーセナリー、悪夢の始まり、鉄刃の悪鬼に加えて新弾禍々しき神職までフル投入して全力で疾走する事を目指しました。

ドローソースで機械を増やしつつバフ要員で手札を消費するという循環を狙い、スーパーサイヤ人もビックリなゴリラスタッツで殴り切ります。

これが調整段階でまあ決まったんですよ。妖怪はスタッツに体力1のフォロワーが多く戦線の維持は苦ではない。クオンは序盤の展開がもっさりしてるから数の暴力で押し込めたりと、環境トップの2デッキに対して有利に立ち回れるのです。一過性のものではなく何回も勝利を重ねました。これはいけると思って後はグランプリとランクマを回りました。

 

・本番を迎えて

本戦成績は以下の通り

 

1R:NcW ○

2R:NcR  ×

3R:DV   ○

4R:DW  ×

の2-2でした。

勝てた試合は自分の狙ったプラン通りにゲームを進める方ができました。ドローする中で数を展開してバフをしつつライフを削り、その後疾走フォロワーで押し切る狙いは成功したと言えるでしょう。

負けた試合は相手の理想ムーブが3回起きたかな。それは仕方ないとしてドローの偏りが多く起きてしまったのは少し悔やまれます。デッキこ構造上これは覚悟して臨みましたが、ドローソース12枚を持ってしても事故はある程度起きてしまうのです。

 

・反省点

反省点を挙げるとしたらネクロとウィッチ以外への見通しが甘かったことです。

ドラゴンは特に脅威で、≪気弱な竜少女・イノリ≫はこのデッキに対するキラーカードです。ドラゴンで負けた際にはこのカードのユニオンバーストを叩き込まれています。

 

ネクロウィッチを見て機械ヴァンパイアを選択しましたが、実際はそれ以外のクラスも多くある群雄割拠の環境だったため、より幅広く見れるデッキ選択と構築を行うのが正解だったと思います。

もう一度RAGEを行うなら自然ドラゴンとリノセウスを僕なら選択すると思います。自然ドラゴンのライフ奪取力はRAGEという長丁場に非常にマッチしています。リノセウスは気付けば勝ててるイージーウィンが大変魅力的です。

 

・まとめ

今回は自分の考えをしっかり持ってデッキ選択を行い、そしてそれを実行して手応えを感じることが出来ました。

結果は振るいませんでしたが、自分の考えが少しは大会で通じることが分かったので、それがとても大きな収穫だったと思います。

前回出場したVOGは1-2。その前はBOSで0-2だった事を考えれば、勝利数も伸びていて自分が成長できている手応えも感じることが出来ました。そしてまだまだ自分は成長できる。それを実感することが出来てこれからが楽しみで仕方がないです。

紹介した機械ヴァンパイアは式神と妖怪、特に妖怪が多い環境ではおすすめです。逆に雑多な環境ではあまり活躍できないかと思います。

 

ではでは。

 

 

 

 

・おまけ。ギネス記録樹立と大会進行について

素直にギネス記録の樹立とそれにその機会に立ち会えたことはとても嬉しいです。ギネス記録の樹立はゲーム業界の外への宣伝という意味でも行う意義はあったと僕は思います。ただ少し急ぎすぎたかなとも思います。

スピードが命というのは分かりますが、せめて前回大会で今回と同じ大会進行にした方が問題点も見つかって、今回スムーズにギネス記録への挑戦ができたかなと思います。

今までは午前/午後で区切っていたため選手の入場数も分散できましたが、いきなり6000人を超えるとなるとそりゃ進行も遅れます。個人的には手荷物検査がだいぶ足を引っ張ってたと思います。人数も少ないしチェックもガバガバだったので、次回はもっと人員を割いて頂きたい。

 

また選手を利用しての記録挑戦でしたが、選手に対する配慮が足りていないと思います。

選手席から記録樹立の瞬間を見ていましたが、そんなことよりも早く試合させろというのが選手の本音。何も試合開始直前に発表する必要はないでしょう。運営と選手の意識の乖離が批判される一つの原因にもなっているのではないでしょうか。

なので発表は試合が終わったタイミングか、休憩時間を設けてその間に発表するのが注目も集まって良かったのではないかなと思います。

 

今回の運営のアプローチには批判的な意見が目立ちましたが、大切なのは次回どうなるかですRAGE運営はスムーズな大会進行のためにこれまで尽力してきましたから、次回以降必ず改善してくれると信じています。初めて出場したWLDから比べたら驚くほどスムーズな大会進行になりました。

今回1時間以上の遅れが発生しましたが、逆を言えばその時間で済ませられたのもRAGE運営だから出来たことではないでしょうか。無料の大会でそこまで出来る企業ってそういないです。

 

僕ら選手はただゲームするだけじゃなくて、これからe-sports業界の発展に貢献していく立場でもあるのです。まだまだ発展途上なこの業界を生かすも殺すも僕たち選手の立ち振る舞いにかかっています。

愚痴を言うのは勝手だけど、もっと建設的な意見を発信した方が業界のためになると思います。だがアマツ、お前はダメだ。あとペインレス庭園ゾーイ。お前らもだ。

 

ナーフはよ〜〜〜〜。

 

 

 

 

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